この記事は、【Sisenseはじめの一歩】の第1回の記事です。 目次はこちら。 

 

こんにちは、Sato-Gです。
Sisenseは2週間のトライアル期間があるので、トライアル期間でざっとSisenseの触りの部分だけでも体験できるようにしておきたいよね。そのために今回から「Sisenseはじめの一歩」シリースを連載していく。
今回は実際にSisenseをインストールし、最初から入っているダッシュボードのサンプルを触りながら操作感を確認してみよう。

Sisenseのインストール

Sisenseのトライアル版は、この「Sisenseナレッジ」サイトのバナーから入手できる。このバナー↓


セットアップは至って簡単なので、ここでは割愛する。ただ、ちょっと補足しておくと、SisenseにはDesktop版はないので、実際はSisenseのサーバをインストールすることになる。つまり自分のPC上にWebサーバが立つということを意味する。それをhttp://localhost:8081/…みたいなURLで接続してブラウザで操作するわけだ。よって、メモリは最低でも8GBくらいないとおそらくまともに動かないので注意が必要だ。
インストールが終わるとWindowsのスタートメニューに以下のアプリが登録される。
・Sisense
・Sisense Activation
・Sisense ElastiCube Manager
・Sisense Sever Console
Sisenseを操作するときは「Sisense」をスタートメニューから選択すればいいわけだが、実際にはブラウザ上で利用するため、ブラウザで所定のURLを指定してSisenseサーバに接続するのと何ら変わらない。
因みに僕の場合は以下のURLで接続しているので、ChromeのBookmarkに登録して利用している。
▼ローカルのSisense ServerのURL
http://localhost:8081/app/main#/home

Sisenseのトップ画面


Sisenseが正常にセットアップされていれば、上記の画面が表示される。上のグローバルメニューは「データ」「分析」「Pulse」「管理者」の4つで構成されているが、Dashboardを閲覧するときは「分析」メニューを選択する。
分析の画面が開くと左側にダッシュボードの一覧が表示され、また画面の下のほうにもダッシュボードのアイコンが並ぶ。今回は最初から入っているサンプルダッシュボード「Sample – Healthcare」を利用する。

ダッシュボード画面の構成


Sisenseのダッシュボードはざっくりいうと以下の3つからなっている。
・画面左:ダッシュボードの一覧
・画面中央:ダッシュボード(主にグラフやテーブルなどのウィジェットが配置される)
・画面右:ダッシュボードフィルター
ダッシュボードフィルターはダッシュボード表示部のちょうど右中央部くらいのところにオープン・クローズ用のマーカーが出てくるので、そこで表示・非表示を切り替えることができるようになっている。
また上のスクリーンショットで示しているモニターアイコンを押すと、デザインモードから閲覧モードに切り替わるので、これを押下し、閲覧モードにしておく。
閲覧モードになると、先程の画面上のアイコンは以下の3つのアイコンとなる。
・PDF:ダッシュボード全体をPDFする
・共有:メールでダッシュボードを共有する
・デザインモードへ切り替え:閲覧モードをデザインモードに切り替える

ダッシュボードのPDF出力とメール共有


PDF出力アイコンを押すと、PDF出力のプレビュー画面となる。ここでは「表示モード」と「編集モード」を切り替えられるようになっており、PDF出力時のウィジェットのサイズ変更などを行いながらレイアウトを調整することができるようになっている。この設定は保存することも可能だ。
メール共有機能を使うと、毎日決まった時間にダッシュボードの内容をHTML形式のメールで送付することができる。さらにダッシュボードをPDF化し添付ファイルとして送信することも可能となっている。
もちろん誰にでも送れるわけではなく、Sisenseのライセンスの範囲でサーバに登録されたユーザに制限されるが、標準機能でここまでサポートしてくれるのは嬉しい。

ダッシュボードのオプション

ダッシュボードのオプションボタンを押下すると以下のメニューが表示される。


【エクスポート】
ダッシュボードの構成ファイルを”.dash”という拡張子のファイルとしてエクスポートすることができる。他の環境に持っていきたい時などに使える。
【複製】
このサーバ上でダッシュボードをコピーして、別のダッシュボードを作成する時に使う。
【ダウンロード】
上で紹介した「PDF出力」はここでも行える。また画像ファイルとしてダウンロードすることも可能だ。ここでの画像ファイルの形式はpng形式であり、サイズ変更などもできる。
【スクリプトの編集】
ダッシュボード表示の際の処理はJavaScriptで制御するような場合に使う機能。
【削除】
ダッシュボードを削除する。

ダッシュボードフィルター

画面右のフィルターはダッシュボードフィルターと呼ばれ、フィルターによる絞り込みはダッシュボード全体に及ぶ。


ダッシュボードフィルターは設計時に固定されるものではなく、エンドユーザ自身が「フィルターの編集」アイコンを押して設定変更をすることを許している。
例えばラジオボタンとチェックボックスを必要に応じて切り替えることができる。複数選択を行う場合はチェックボックス、択一の場合はラジオボタンというように使い分けられるという訳だ。日付の階層についても一つのフィルター内で年→月→日というように時間軸の階層の切り替えが可能で、階層の上位からドリルダウンして絞り込んでいける。


「ランク付け」では数式を用いて表示のリスト表示を制限できる。上の例では関数 DupCount()を使用して、件数の多いトップ10のみ表示するようにしている。
※SisenseのDupCountは該当するレコード件数を求める場合に使用され、ユニークな件数を求めたい場合はCount()を使用する。

ウィジェットの操作

最後にウィジェットの操作方法について触れておく。


ウィジェットのオプションメニューで表示される「ダウンロード」はウィジェットそのものをイメージファイルとして出力するか、ウィジェットの元データをCSVファイルとして出力するかを選択できる。


チャート上で値を絞り込むウィジェットフィルターはチャートをクリックするだけだ。上記のような棒グラフの場合は、特定の月に絞り込みたければ、その月をクリックすれば良い。また範囲をドラッグして選択したり、[CTRL]を押しながら複数選択することもできる。フィルターの解除は、フィルターがかかっている状態でのみ、ウィジェットの上部右側に「選択範囲のクリア」アイコンが表示されるので、そのアイコンをクリックすればOK。
「ドリル」は現在の絞り込み状態からさらに深掘りするために下の階層にドリルダウンする機能だ。上の例では現在のX軸の表示は年月になっているが、年月日レベルにドリルダウンできるようになっている。
ドリルダウン後の表示は以下のようになる。ウィジェットのタイトルの下にドリルダウンの状態が表示されており、階層を元に戻したい場合は×アイコンをクリックしてクリアすればよい。

「別の項目を選択」の機能は、ドリルダウン先の任意の項目を選択することで自由にドリルダウンできる機能だ。
2013年4月を選択して、どのDivisionが影響を与えているかをドリルダウン表示した例が下の図である。

まとめ

Sisenseのダッシュボードを駆け足で操作してみた。実際触っていただくとわかると思うが、Look & Feelは非常にシンプルである。しかしながら、アイコンをクリックあるいは右クリックして、便利な機能の恩恵を受けることができる。
個人的には
・PDF出力のレイアウトをかなり自由に変更できる
・スケジュール設定したビルドの後にPDFでレポート配信できる。
・絞り込んだ状態から「別の項目を選択」して探索できる
以上の点が特に気に入っている。

今回は閲覧するユーザ目線で触ってみた。ウィジェット自体の変更もできるのだが、その辺りは、この連載の中で別にご紹介したいと思っているので、しばしお待ちを!

ではまた!

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