会社の近くに引っ越そうかなと思い立ち、検索サイト経由で最新の空室状況を問い合わせてみた。
ややしばらくして、不動産会社からこんな回答

> お問い合わせいただいた、
> ○○○/X万円/00.0㎡ は、【空室】となっております。
> ※当社システムよりAIにて情報確認しております。

空室を判定するAIってどんなAIなんだ?
こういう不動産会社、うさん臭くない?
そもそもこんな小さい不動産会社がちゃんとしたAI使ってるわけないだろ。

…まだ決まらず、気長に行こう。
AIが見つけてくれないかな。

さて、とある事情があり、Sisenseのバージョンアップが必要になった。
現在の開発環境のSisenseバージョンは7.4.3、最新は8.0.0。
メジャーバージョンアップなので、何かあると嫌だな。大切なファイルはバックアップ取っておきたい。

というわけで、今回はバックアップの話。

1. バックアップの対象

Sisenseのバックアップについては、以下のドキュメンテーションに記述がある。
Sisense DOCS – Backing Up Sisense

かいつまんで言うと、こういうことになる。

(1) ElastiCube Data
ErastiCubeデータが格納されているフォルダ
関連サービス: Sisense.ECMS
格納先:    %ProgramData%\Sisense\PrismServer\ElastiCubeData

(2) Web Application
SisenseのWebアプリ関連データで、ユーザ、ダッシュボード、ウィジェットなどの関連データが格納されているフォルダ
関連サービス: Sisense.Repository and Sisense.Discovery
格納先:    %ProgramData%\Sisense\PrismWeb\Repository\DB
%ProgramData%\Sisense\Infra\Discovery

(3) Plugin
関連サービス: なし
格納先:    C:\Program Files\Sisense\app\plugins

特に時間がかかると思われるのはElastiCubeデータで、関連サービスを停止して、コピーすればOK。

2. バッチファイルの作成

2.1 処理手順

上記で記述したとおりに処理すれば特に問題はないのだが、いちいち覚えてられないので、バッチファイルを作成してしまおう。
処理としては
①関連サービスの停止
②対象フォルダをバックアップ先のフォルダにコピー(今回はrobocopyを使った)
③関連サービスの開始
という手順で行えばいい。

2.2 バッチファイル

バッチファイルはこんな感じ。
SisenseのProgramDataフォルダは C:\ProgramData\Sisense 、バックアップ先を C:\SisenseBackup として作成してみた。

@ECHO OFF

net stop Sisense.ECMS
net stop Sisense.Repository
net stop Sisense.Discovery

set src=C:\ProgramData\Sisense
set dst=C:\SisenseBackup

mkdir %dst%
robocopy %src%\PrismServer\ElastiCubeData %dst%\PrismServer\ElastiCubeData /mir /r:1 /w:1
robocopy %src%\PrismWeb\Repository\DB %dst%\PrismWeb\ElastiCubeData /mir /r:1 /w:1
robocopy %src%\Infra\Discovery %dst%\Infra\Discovery /mir /r:1 /w:1
robocopy "C:\Program Files\Sisense\app\plugins" "%dst%\Program Files\Sisense\app\plugins" /mir /r:1 /w:1

net start Sisense.ECMS
net start Sisense.Repository
net start Sisense.Discovery

これを基にバッチファイルを作成し、実行してみた。

結果は問題なし!

2.3 バージョンアップしてみる

Sisenseの最新版はここから入手できる。

ダウンロードしたSisense_Latest.exeをダブルクリックしてインストールを開始する。
立ち上がったこの画面で[Continue]をクリック

ここでは3つのチェック項目がある
・Release noteを読んだか
・Upgrade guideを読んだか
・バックアップを取ったか(上で取っている)
以上、問題なければ、チェックを入れ [Upgrade]をクリックして続行


以下の画面になったら完了

ダッシュボードを開いてみて、問題がないことを確認してみる.

3. まとめ

バックアップの手順と自動化のためのバッチファイルを紹介した。
robocopyを使っているので、日次のデータバックでも使えると思う。
因みにHA(High Availablity)構成の場合はこれ以外にやることがあるので、以下を参照されたし。

https://documentation.sisense.com/latest/getting-started/backing_up_sisense.htm#gsc.tab=0

ではまた!

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